【NEWS】iPS細胞でスポーツの未来を切り拓く

(株)ファンルーツ、I Peace, Inc.、レジュ(株)の三社、戦略的提携を推進

株式会社ファンルーツ(本社:東京都千代田区、創設者・CEO:平野淳)、アイ・ピース株式会社(I Peace, Inc.、本社:米国パロ・アルト、創設者・CEO:田邊 剛士)、およびレジュ株式会社(Reju, Inc.、本社:東京都港区、CEO:神谷 友里江)の三社はこのほど、iPS細胞技術とスポーツ分野を融合させた新たな取り組みに向けた戦略的提携を結ぶことを発表しました。この提携によりスポーツ業界に革新をもたらすソリューションを提供し、選手の健康管理やパフォーマンス向上を目指しています。

1. 提携の目的と背景

​今回の提携は、サッカー事業を中心に展開するファンルーツ、iPS細胞技術を基盤に再生医療関連事業を展開するアイ・ピース、そして「iPSF」(iPS細胞抽出成分)を基盤に事業展開するレジュが、iPS細胞関連技術を通じてスポーツ界に貢献するという共通のビジョンに基づき、合意に至りました。

iPS細胞関連技術は再生医療の基盤技術として注目されており、最近では細胞・組織の活性化要因としても大きな期待が寄せられており、スポーツの世界において幅広い応用が見込まれています。三社はこの提携を通じて、スポーツ界におけるiPS細胞関連技術の理解を深めるとともに、iPS細胞バンキングのさらなる普及と、選手のケガの治療やリハビリテーションを高速化するための新しいアプローチを開発することを目指しています。

また、プロ選手へのiPS細胞関連技術の適用を通じて得られる知見をもとに、将来的には一般のスポーツ愛好者に対しても、iPS細胞関連技術に基づく健康サービスを提供し、スポーツを通じた健康向上にさらに寄与することを目指しています。この度の新たな提携により、スポーツ業界におけるiPS細胞関連技術の活用を進めるとともに、選手や愛好者にとって革新的な健康支援を一日も早く実現するよう、三社力を合わせて推進してまいります。

2. 提携内容の詳細

この提携では、iPS細胞を活用した医療技術の開発と、スポーツ選手に特化したパフォーマンス改善プログラムを推進していきます。具体的には、以下の内容の推進を予定しています。

スポーツ傷害治療の革新と怪我の予防: サッカー選手が多く直面する膝や関節の問題を治療するために、iPS細胞を利用した再生医療の研究をサポートします。これにより、選手が迅速かつ効果的に回復できる新たな治療法、また怪我を事前に防ぐ施術、そして引退後も健康な体で過ごせる施術を開発し提供することを目指しています。
パフォーマンス向上: iPS細胞関連技術を活用し、選手の体調管理やパフォーマンス向上を図ります。具体的には、選手の体内の細胞の再生・修復や、筋肉・神経の年齢によるパフォーマンス低下を軽減するための施術の開発を推進し、より高いレベルでの競技パフォーマンスを長く続けるためのサポートを提供します。
教育と普及活動: iPS細胞関連技術の利点を広くスポーツ業界に認知してもらうために、選手や医療関係者、チーム関係者などに向けて情報提供を行います。技術的な理解を深め、スポーツ業界全体でiPS細胞の可能性を最大限に活用できるよう教育活動を進めることが予定されています。
この提携を通じて、スポーツ選手の健康管理やパフォーマンス向上に対する新しいアプローチを確立し、選手の競技生活をより長く、質の高いものにすることを目指します。

アイ・ピース株式会社(I Peace, Inc.)
代表者 創設者・CEO 田邊 剛士
本社所在地 809 San Antonio Rd., Palo Alto, CA 94303, USA
創業 2015年
事業内容 個人向けiPS細胞バンキングサービス、企業向け医療用・研究用iPS細胞受託製造・販売
URL : https://ipeace.com/

レジュ株式会社(Reju, Inc.)
アイ・ピースのグループ会社レジュは、iPS細胞に着目し、この技術が人生100年時代における真の健康と若々しさに繋げられる技術であることを確信し、「身体の中も外面も若々しく」を目標に研究開発を重ね、iPSF(iPS細胞抽出成分)の開発に成功しました。Rejuはサイエンスやエビデンスを大切にした科学的アプローチで人々の美容・健康に貢献し続けることを目指しています。

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